百刈
百刈。
産交観光というのは、産交バスの地方不採算路線を行政が残そうとした際に、
一度路線バスとしては廃止した体裁にして、補助金を出して観光バス会社に運行を委託する、
という形式を採用した名残です。バスに乗る人は少なくても、走らなくなると寂しい人は多いのです。
実質2便。
熊本のアスファルトが白いのではなく、雪がうっすらと積もっているのです。
どこかしこ頼りなげなくまモン。
対面に集落が在るバス停でも、茂みのほうだけ切り取れば、ほら秘境、という卑怯。
ドコモのアンテナ。
つながることが価値。
バスが走ってくることも価値。
朝、スタッドレスタイヤでも恐る恐る走らねばならない道も、
昼前にはこういう状態になるわけで、非日常の風景を撮る難しさを感じます。
そこに出くわす運と行動力、伝わる写真を撮る技術、掲載する情熱。
どれもなくても、なんとなく10年続くブログもあります。